厄年を迎える母と、最近体調を壊しっぱなしのエソラの厄よけに
家族で勝尾寺へ。
まだ本調子でないため、顔がやや疲れ気味のエソラ。
正門をぐぐるとすぐに大きな池をわたす橋。
ミストが炊かれてなんだか荘厳な雰囲気でした。
雨もあがり、平日の午前だったので人も少なく
ちょうどいい参拝日和でした。
お寺のあちこちにそっと佇むミニだるま。
これは、お寺さんがあらかじめ飾っているものもあると思うけど、
ここのおみくじにこの小さなだるまが付いていて
持ち帰ってもいいし、好きな場所に置いて帰ってもいいみたい。
こどもたちは、このだるまが気になって気になって
いろんな場所にいるだるまを見つけてはしゃいでいました。
本堂までは相当な距離の階段を登らなければなりません。
子連れは気合いが必要です。
私は16キロのエソラをおぶってこれを上がり、半分魂を持っていかれました。
上には大小さまざまな大量のだるまが。
立派なご神木。
そして一行は、半分死にかけでようやく本堂に到着。
こどもは母の持ってきたバナナで地べたに座って小休憩。
もちろん二人もおみくじをひいてだるまゲット。
なかなか楽しいお寺旅でした。
元々そんなに身体が弱いほうではないとは思うのに、
ここ2ヶ月ほど、インフルエンザから始まり、急性胃腸炎、
高熱の風邪、咳による呼吸困難、急な腹痛、原因不明の足の痛みなど、、
5日に一度はどこかに体調不良をきたしていた息子。
制作をストップして、月に何度も深夜に夜間救急に連れていく日々でした。
幼稚園に行きだして、色んなウィルスをもらってくるのも分かるけれど
あまりにたくさんの試練が息子に訪れるので
一度ご参拝に、と伺ったのがこちらの勝尾寺。
厄払いなんて私も初めてで、暗がりのお堂の中に大きな太鼓の音と
低い声で響き渡るお経。
怖くて泣いてしまうんじゃないかと思った息子は、
驚くことに20分間、一言も発することなく、
きれいに正座したまま手を拝んで頭をさげていた。
これには私も驚かされた。
ほんとうに、よくがんばったね。
そのおかげあってか、先週からはいつもの元気いっぱいで
病院にお世話になることもなく過ごせています。
ちなみに娘は最初は怖くて泣いていけれど
父に抱っこされて、まさかの爆睡でした。