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運び屋。



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クマの頭を運ぶ絵空。



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なにやら忙しそうだ。

esora 225
ウキウキもしている。





esora 226
「なにしてるのー?」と夫に尋ねられる。

「ああ、これ、運んでるんだ。」

esora 228
と、みせかけてブン投げる。逃げる夫。

可愛さを装って、非常に巧妙なやり口。









esora 224
その後も気に入ってなかなか離さない。


だけど、彼から見る世界はなんておおきいんだろうか。
こうやって、同じ目線でシャッターをきるたびに痛感する。


クマが体のはんぶんもあることも、
覚束ない足取りも、
成長の記録がそれを塗りつぶしていくだろう。
すぐに思い出になっていくだろう。

だから、もしも君がそれを忘れてしまっても、
わたしたちがきっと覚えていてあげる。

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Categories: エソラ, 日常.

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